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2013年3月10日日曜日

超精密鏡面切削加工(5) (Ultraprecision Mirror Cutting)

(Cu copper)を超精密0.1μm(100nm)段付き鏡面切削加工しましたのでご紹介致します。
 

加工方法   旋盤による端面段付き切削加工 ( Turn Lathe )
材質      無酸素銅 C1020
サイズ     φ50 
ノーズR           R0.5
表面粗さ    Ra2nm~Ra4nm (中心部を除く)
                       「超精密鏡面切削加工(1) (Ultraprecision Mirror Cutting) を測定」を参照
 
 
 
 
 
 

中心から外径方向にX1.0動くとZ0.0001(0.1μm、0.1ミクロン、100nm、100ナノ)上がる。
サブミクロン加工、ナノ加工ですね。






 

 

 
綺麗なRainbow)が、デジカメで撮れました。
可視光線からまでの光のスペクトルoptical spectrum)をZの高さのみで取り出すこと(分光)が出来るんですね。
夕立のあとにできる虹と同じスペクトルで外側が赤、内側が紫に写っています。

分光Spectroscopy)は下記の3つの方法が有名です。
(a) プリズムprism)を用いる方法
(b) 回折格子Grating)を用いる方法
(c) 干渉計(nterferometer)を用いる方法


分光スペクトル
  • 光源スペクトル - 対象物が発する光のスペクトル。
  • 反射スペクトル - 標準の光源に対し、対象物で反射する光のスペクトル。
  • 透過スペクトル - 標準の光源に対し、対象物を透過する光のスペクトル。
  • 吸収スペクトル - 標準の光源に対し、対象物が吸収する光のスペクトル。直接は計測できず、減算で計算する。


デジカメの写真は、回折格子(Grating)を用いる方法の反射スペクトルですね。
家庭用の照明(蛍光灯)は、太陽光のスペクトルに近づけて製作されているようです。



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