透明アクリル(PMMA)でチョウトンボを切削してみました。
バイオミメティクス(Biomimetics, 生体模倣技術)は、世界中で研究されています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ ( Leonardo da Vinci)も、1505年ごろの『鳥の飛翔に関する手稿』(Codex on the Flight of Birds )などで鳥の飛翔を研究し、ハンググライダーやヘリコプターのような飛行器具の概念図を制作していたそうです。
日本文理大学の小幡章教授は、「トンボの羽」から、
羽ばたき型飛翔ロボットの研究
非羽ばたき型飛翔ロボットの研究
低レイノルズ数における空力特性の研究
トンボの動特性・飛行制御の研究
マイクロ・エコ風車
など素晴らしい研究されています。
また、液晶テレビで有名なSHARPさんは、「自然をお手本にしたネーチャーウイング」
1)トンボの羽根にならって静音化。
トンボの羽根の形状を応用したファンを採用。風がスムーズに流れることで、静音化を実現しました。
2)直進性の高い風を創る羽根形状。
空を滑るように数万キロも飛び続ける「アホウドリ」の、細く鋭い翼を応用。空気抵抗が小さいので、コンパクトでも約10m先まで届く、直進性の高い風を生み出します。
3)心地よい風を創る羽根形状。
海を渡り数千キロも旅をする「アサギマダラ蝶」の、羽根の[くびれ]と羽ばたく時の[うねり]を応用。自然のそよ風のようなムラの少ないなめらかな風を届けます。
など、
「トンボ、アホウドリ、アサギマダラ蝶の羽根」など、生体模倣(Biomimetics)から製品化されています。(Sharpさんから、引用させて頂きました。)
トンボについては、「日本産トンボ標本箱」で下記の詳しく書かれています。
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