「生徒(Schoolchildren)が、大人用の桴(Bachi)で和太鼓(Wadaiko)を練習しているので、細い桴を製作(Manufacture)してもらえないでしょうか。」
ということで、細い桴を30組(60本)製作しました。
材質(Material) 樺(Kaba)、樺桜(Kabazakura)
寸法(Size) φ18 x 360 mm (1尺2寸)
写真(Picture)は、
製作途中で角棒(Angle stick)(20x20)を丸棒(Round bar)(φ18)にしているところです。
全部丸め終わりました。
木口を全部切り終わったところです。
このままだと手が痛いし、太鼓の皮を傷めるので もう一手間掛けます。
R面取り(round)して完成です。
[ 製作秘話 ]
もし、お釈迦にならずに桴(丸棒)が出来たとしても、
このような木目の桴は、太鼓(Taiko)を叩いているうちに必ず折れます。
上記の写真ように、木の目に沿って必ず折れます。
ですから、木のバットは、材料を鉈(なた)で割って目(木目)を通してから、乾燥させて削ります。
通称(Common name)
かば(樺)、かばざくら(樺桜)、やまざくら(山桜)、ほんざくら(本桜)
などと呼ばれています。
また、角館は、「みちのくの小京都」と呼ばれています。